あらさんのmemo帳

オタク活動の記録

あけましておめでとう2021。がんばった2020。ホストと半永久的に絶縁した話。(後編)

 

uwold3ta2.hatenablog.com

 

前回の記事です。わからなくてもなんとかやっていけますけど、知りたい方は先に読んでからをお勧めします。

 

③どきどき!暴言くらった年間締め日

疲れを感じてからは毎日していたLINEも頻度が減るようになりました。正確には減らしました。そんな時、ある日気づいたら担当に「なんで顔を立てる甲斐性のないやつに金払ってるんだろうな」ってLINEしちゃってました。(笑)

 

自分でも笑いました。

 

もちろん未読無視が1週間くらい続きました。そのことに、私は今までにないくらいぶちキレた記憶があります。今思えばとんでもないことしてるなって思います。笑笑

このころの私はまだ余裕があったので、LINEを通して、放置するくらいにまで私が担当を追いつめていたであろうことへの謝罪をしました。その上で向こうがしてきたことへの怒りとともに、

 今までに使った金や時間だけじゃなく、今まであなたを信じてきた私の気持ちまで、放置したことで無駄にしたということ

 

 その金を出してくれている姫の気持ちと向き合って、金と時間を使う背後をちゃんと頭で考えて欲しいこと。

 

 その金にはその人の、私の気持ちがこもってることを忘れないでほしいこと。

 

全部今まで言いたかったことを言ったつもりでした。

 

メモを担当は読んでくれていませんでした。おそらく。今思えば当たり前でしょう。めんどくさいもん。

 

担当の中では、「担当が日ごろからしている普通のことに私が不満を持った。担当は担当で、私の日頃からの言動や行動に不満が募った」ということでした。

そして言い合いが終わる時のお決まりセリフ。

 

「これに関して話すことはもうないから、こんな話はやめて普通のLINEをしようね。」

 

訂正する気も起きませんでした。このころには「もう言いたいことは言った、どうなってもいい、切れても構わない。」そんな気持ちでいました。

 

私はいったん考えるのをやめ(このころにはあまり担当のことは考えていませんでしたが)、別のことに集中しました。集中できるものがあるってこういう時便利だと思います。

 

別のことから解放されたとき、「もう年末だし、2020年の怨恨は2020年のうちに」と思っいました。行くのを最後にしようと決めたわたしは、12月締め日にお店に行きました。(ここしか空いてなかった)

コロナ禍でだいぶ迷いましたが、ごめん。

 

流石に年間の締め日なので、影響の少ない開店時間から2時間ほど。1週間前に連絡して、当日も連絡していきました。「ありがとう。待ってる。」との返答。

最後だし、担当さんの好きな缶ものくらいはおろす気でいました。

 

実際すごく楽しかった。すごく楽しかった。たわいもない話をしたり、仲のいいヘルプ君と騒いだり。とても満足でした。

 

あの時間が来るまでは。

 

私が帰る30分前に出勤前の担当さんが顔を出しました。担当さんを待っている間、怒涛のLINEが来ました。

 

「来る前に連絡して。当日レスがなければ電話してって言ってるよね」「頭悪すぎる」「思い出して反省するまで来なくていい」「俺の顔潰すなら来るな」

 

 

はい??????????

 

 

記憶にないことを半ばでっちあげられていました。連絡はまだしも、電話なんて初めて聞いたからです。そこにいたヘルプくんとも、「?」を飛ばした記憶があります。席に着いたらついたでそれについて説教。「知らなかったけど、次から気をつける。」とわたしは今までにないくらいすーーーごい丁寧に答え、帰ろうとした時でした。

 

担当はすでにすませていた会計をひっくり返して、缶ものを勝手にオーダーしようとしていました。

これが…!!!オラオラ営業…!!!

 

結果おろして(おろしたんかい)、送りの時もなんか言ってたので「来年の目標にしますね!良いお年を!」と言ってわかれました。エレベーターが閉まるまで見送るのが普通ですが、担当、いくらなんでも閉まる前に店に戻るのはナンセンスすぎる。

 

仕方ないことではありますが、その時の担当は口が悪かったので、隣の卓の人に怖がられたりしてました。担当よ、それをわたしのせいにされてもわたしは知らん。

 

④精神的暴力。この人から逃げたい

いくら締め日とはいえ、LINEや店での対応に、もう本当に無理だと思った。でもお店にはいきたい。そう思った私はついに1月1日、最後の手段に出ました。

 

そう、3回目の担当替えろ案件です。

 

 

すぐに電話がかかってきました(出たくなくて出ませんでしたすいません担当)。

 

結果は「この程度のことでは担当がOKしない限り無理。そしてOKしない。来たくないならくるな。」「いちいちこんなことを相手にしてられない。」とのこと。

 

話し合いの中で、どうやら担当の中では、

・わたしが締め日のLINEでのやりとりのことで気に入らないから担当を変えろといった

・担当は、担当を変えろといわれたことで真っ先に爆弾(他のキャストと連絡を取るなどのタブー)

だと思ったようでした。

 

爆弾だと思われてることを除いて、確かに事実だけ見たらそんな感じです。タイミングが悪かったと今になって思います。その上で、

「俺の非で替えろというのは店に迷惑」

「爆弾については今回はこれ以上追求しない」というのが担当の言い分。

 

そのあとちゃんと電話もしましたが、

 

「あなたみたいな人が今のあなたの仕事向いてない」「俺が店休日に、こうして時間使ってやってんだぞ」「俺だからここまでよくしてやれてる」「記憶障害も甚だしい。その物覚えの悪さは病気?」「俺より売れてない子だったらどんどんやめてく」

など、色んなことを言われました。

いや売れてない子バカにしてるやん?!

しまった録音しとけばよかった。笑

 

※ここでホストの皆さんに聞きたい。勢いだったとしても、ホストが客の仕事について向いてないどうこういうのってタブーなんじゃないんですか?違ってたら教えてください。

 

正直もう今までに何度も争ってきて、同じことの繰り返しだったので、「理解できた?」という担当の声に、ついに

 

「話通じねえなと思った」

って言ってしまいました。やっちまった。

 

そこからは怒号の嵐でした。

「てめえなめとんのか」「金出せばいいんですか?」「こういうことならもうつけるヘルプ考えさせてもらう」「来店3回はオンリー(ヘルプなし、つまりぼっち)」「次こんなことしたら出禁」など、さんざんないわれ様。もう一度言います。爆弾なんてしてません。

 

極めつけに

「でも今の状態でお店行っても今までのようにあなた接客できますか?」という私の問いに「うーん。」とうなるだけ。

 

いやそこ、うなるんかい。そこはプロちゃうんか。

 

担当が話したいことを話し終えた後、「じゃあ私話していいですか?」については、「あなたの話を聞いたところで意味ない」「話は聞かない」「てかこの話し合い意味ある?」とまで言われたので、電話を切り、LINEにて、「指名を変えようとしたのは連絡云々ではなくて、日頃からの言動や行動に耐えかねたからだということ」「それでも担当にあった感謝」を伝えて、連絡手段を切りました。

 

 

その後は、言われたことがフラッシュバックする、度重なる過呼吸のような症状、ふとした瞬間にあふれる涙、感情を整理するノートの罫線を無視した自分の気持ちの殴り書き、ページの破れを確認しました。もちろんスンチョル くんなんて、推しなんて追えませんでした。

ものを食べたらお腹が痛くなる。

やる気が起きない。動けない。

 

 

正直だいぶ心身にきてると思いました。

この人といたら一生この苦しみが続く。

逃げなきゃ。そう思いました。

 

 

今はちょっと不調が落つきつつあります。

 

 ※(2021/01/30加筆修正)

その後どうやら担当のTwitterInstagramでやっていた質問箱に入っていたアンチ?が全て私の仕業だと勘違いされた結果、TwitterInstagramのストーリー、お店の日記にて間接的に出禁宣告されました。ウケる。

 

私はこの1年半のやり取りで気づいたことがあります。

 

私はもともと他人に全力でぶつかる一方で、他人から見捨てられることが怖かったので、嫌いな人にも全力で接して、嫌われないように自分を下げて、自分が傷つくことに麻痺していました。元々小学生の時にいじめを受けていたこと、親からも傷つくようなことを散々言われていて、自己肯定感がクッソ低いことも起因してると思います。

 

でも、担当とのやり取りを通して、自分を下げることは自分自身を傷つけていること、一番やってはいけないことだと学びました。そして、言いたいことはちゃんと言ったほうがいい。それで離れるくらいならそれまでのことだということ。

嫌いな相手、通じない相手にはどんだけ心で唾はいてもいいから丁寧に接すること。余計なストレスを溜めないために。自分に全力でいてあげること、つらいときに引っ張り上げてくれる友人の存在はかけがえのないものであることを知りました。

「どうしたい?」と何度も聞いてくれた友人。何回切ろうとしてもできなかった私の話をちゃんと最後まで聞いてくれた友人。その人たちを今後も大事にしていきたい、そう強く思いました。

 

じぶんのやったことの愚かさをのろったときもありました。けど自分を守るために必死だったんだと思います。そして担当も勢いとはいえ、ホストとして、言ってはいけないことを言いました。半分自業自得ですが、夢が壊れました。

 

番外編あります。これは別記事にて。(2021/01/30加筆修正)

あけましておめでとう2021。がんばった2020。ホストと半永久的に絶縁した話。(前編)

あけましておめでとうございます。

とかいたところで、新年早々こんなド重い話をしてることになるとはおもわんかった。

 

今回の記事は、読んだ方々の思うところがいっぱいあると思いますが、誹謗中傷は受け付けません。内容は簡単。もともとお金を使わずホストに通っていた私が、色々考えて縁を半永久的に切った後、自分の心の整理のためにいろいろ思うところをたらたら書くだけです。多分時系列ぐっちゃぐちゃです。まとまりもなくかいてます。読みづらかったらスルーしてください。やべ、身バレしそう。

 

簡単なスペックだけ置いておきます。

 

・社会人

・地方住

・月1~2万、月1回のペース。行かない月もあり。

・担当のことが推しであり、好きだった。(多分。普段の言葉遣いとか行動とかを見ていて、付き合うことを想像したら気持ち悪くなった。)それとは別にお店が好きだった。

・広範囲にわたるオタク。今はSEVENTEENのS.COUPSにお熱。

 

担当(約1年半の付き合い)

・役職持ち。プレイヤーの中でNo.2?3?の立場。新人教育の責任者。

・1000万プレイヤー。ある月のNo.1。

・目がきれい。

・何かと手厚い。ホストとしての仕事ができる。

・わたしにはいわゆる「彼氏営業」ではない。付き合ってもない。

・上から目線の発言が多い。

・「俺はこれだけやってきたから今がある」感の発言が多い。ブログ系も含めて。

・所作は綺麗。人前では愛想いいけど、2人の時は雑。 

・でも一番大事。嘘はつかない。

 

ホストに通っていた日々、全部が楽しくないわけではなかったし、後悔はありません。

それに、ホスト遊びとしても、私自身の成長のためにも、担当はたくさんのことを教えてくれました。まずはそれを記しておきたい。

 

ではまとめていきましょう!

絶縁した主なきっかけ(多分時系列)

①思うように楽しめなくなった

②この人とけりをつけたい

③どきどきっ!暴言くらった年間締め日

④精神的暴力。この人から逃げたい

 

①思うように楽しめなくなった

私は担当さんが確かに好きだったし、推しでもありました。でも、以前書いたブログにも書きましたが、私は

 

担当に会う<雰囲気を楽しむ

 

側の人だったのは変わりませんでした。なので、金額的に担当に会えなくても仕方ないし、ヘルプ君(担当以外の子)とお話しするだけで十分楽しいなあと思ってました。会えたらうれしいけど、会いたいがために自分の生活を圧迫してまで金を出すことに最後まで抵抗があったからです。

最低でも1万のホストクラブ、大金です。諭吉1枚を出すことに感覚はマヒしていたけど、それでも大きいお金です。お金を出すのは自分なので、予算内で自分が楽しめる楽しみ方を探した結果だと思っています。担当が予算内を守ってくれること自体は、ちゃんと理解してくれていてよかったと思っています。

 

でもいつからか、もうあまり覚えてないけど、「顔をつぶす発言をしないでほしい」とか、とにかく「顔をつぶす」ことをしないでほしいといわれていました。金か?と思ってお酒を入れるか聞いたけど、「1万でも大金だから。それがあなたの限界ならそれを使ってくれるだけ嬉しいよ。」と断られ?ました。なおさら謎でした。

 

私はヘルプ(担当がいないときに席に着く人)とは悪い関係ではなかったと思いますし、担当のメンツをつぶすような行動や発言もなかったと思っていました。席では担当を褒め、たまに軽口は叩くけど、会えて嬉しいこととか、ちゃんと伝えるようにしていたから。

 

なので担当のメンツをつぶすようなことをしている自覚がなかったけど、でも気を損ねるとめんどくさいなあと直感で思っていたので、耐えました。

 

でも限界がきて、2回ほど「指名替えをする」と担当と争った記憶があります。これは今までの記事に書いてある(多分)通りです。

 

繰り返されるLINEの無視、お金を払ってお店に行っても、「俺の顔がつぶれるから来なくていい。」「あなたみたいな人、どのホストでもめんどいと思うと思うよ。」「人の気持ちが考えられない人なんだね。」といわれたこともありました。

終わりには「いい加減なかよくしようぜ?」という言葉を添えて。

 

もちろんいっぱい泣きました。初めてこんなこと言われたから。そのうち、自分がお金を払っているのに、思うように楽しめなくなったことに違和感を覚え始めました。何より「なんでそんなことをこの人にお金払ってまで言われなきゃいけないの」と思った。このころから「ホスト」としてではなく「人としてかかわりたくない」と思うようになりました。

 

②この人とけりをつけたい

担当を好きだった気持ちもまだあったのかもしれません。けど嫌いな気持ちもあったのも確かでした。正直、何度も切ろうと思って、そのたびにできなかった記憶があります。何度も何度もLINEをブロックしても結局数日後には連絡して。そんな日々がつづきました。

 

なにより私の好きなお店がいけなくなるのは嫌だと思った気持ちがあった。

 

それもあるし、私は元々人に対して、自分が受け入れられないことが怖くて、嫌でも全力で向き合ってきた性格でした。誰に対しても自分から切るっていうことがほぼできなかった。「来るもの拒まず去るもの追わず」とはよくいったものです。

 

でも今回の相手は良くも悪くも「ホスト」です。金のためならこっちのことが嫌いだろうが何だろうが関ってきます。自分から切る以外に方法はない。なんかもう、全部しんどかったんだと思います。

 

担当のバースデーイベント(ホストにとって一世一代の大イベント)でタワーを見た時、なんだかもう満たされた気がしました。私の見たかった担当のバースデータワー。私は全くかかわってないけど、ここまで来たんだなと感動しました。見届けるところまでは見届けた気分になりました。

 

お金がないゆえにシャンパンをおろせなかったことに対しての後悔はありました。でも、今までされてきたことを思えばなぜおろさないといけないのかがわからなかった。なんで耐えてきたの?お金を払ってるのは私なのに?

 

私自身の保身のためにも、この人とはちゃんと離れなきゃいけない。けりをつけなきゃいけないと思いました。お店は好きだけど、担当とは関わりたくなかった。 

 

長くなるので、③、④は次の記事で。

オタクの私がホストに冷めた原因について整理してみるの巻。その3

もう7月も終わりなのか・・・続々とコロナウイルスの危険を感じながら日々すごしております。

前に借りた10冊のうち,5冊読んでしまったので,この前新たに5冊かりました。台湾行きたいなあ・・・。

というわけでこれが最後ですね。この記事から読んだ人は前の記事,あるいは前の前の記事から読むことをお勧めします。というわけでいってみよー!

 

※とおもったら下書きに入れてて気づいたら年明けてました。

 

・「推し」がこっち(私の位置)まで下がってきてしまった?感覚を覚えたことに萎えた

 

これは,私が本を読んだ上で,「私もその節があるのでは?」と思った部分があったので,だいぶ憶測?前回までのとはちょっと感じが違うかもしれない。

 

前々回の記事で,”推し方が合わない”という話をしたのだけど,それに通ずるものがあるのではないかなあと思う。あくまで担当よりも場の雰囲気を重視することを前提にしたうえで話を進めていくわけですが。

 

そもそもなんですが,私はアイドル(というかセブチ)を推すとき,「特段応援しているという感覚はないから見返りはいらない,ただ私が好きなものは好きだからコンサートに行くし,曲も聞く,ダンスも見る」と,「だからといって必要ないと思うものは買わないようにする,それとこれとは別」のスタンスでいました。アイドルは「ファン」を大事にするものであり,アプローチの仕方はまちまちではありますが,「その人個人」を大事にしているというわけではないなと思っているし,”アイドルや推しは憧れであり,私が実生活でかかわる人とは少し違う意味合いを持つと思っています。なので,うまく言えないけど,「推しがいる位置」と,「私がいる位置」は,差があって当然だと思っています。言い方は悪いけど,私が勝手にスンチョルくんを好きになっているわけで,スンチョルくんに私を好きになってほしいとかはもちろん思わないし,位置が違うからこそ惹かれるものがあると思います。

 

そのうえで,”担当=推し”でいた私としては,感覚がアイドルを推す私の感情とほぼ同じなので,上記を当てはめると,「相手が私自身のことを好きであろうがなかろうが関係ない,私が好きだから推す(私ができる範囲内で)」だし,「過剰なファンサ(店外デートなど)はいらない」と思っていたこともあり,「来てくれてありがとう。」といわれても,「別に感謝されることはしていないんだが?」っとなったり,逆にそれなりの価値がなければ頼まれても何かをおろすことはなかったですね。(実際言われたことってそんなないんだけど。)

 

仲が良い、といえばいいかもしれなかったけど(それが仕事です。)、途中からどうしても相手の言動や行動から、人として扱われていない気がして。アイドルはお客さん、ファンのみんなという「人」として扱ってくれていると思えるし、あくまでも客商売だから、人として言っちゃいけないこともいっぱいあるだろうし、商品が自分であるからこそ余計言葉遣いや行動には気を付けるべきなのでは?と思ったら、急に「ホスト」ではなく「人」として見えてきてしまった。

 

これが私がホストに冷めた(はずだった)理由です。

 

 

あらさんが夜の世界に片足突っ込んだ話。

さて,先の記事で「いろいろな経験をした」と述べましたが,私は今までにいろんな経験をしてきました。すごいね四半世紀。その中で特に中身の濃い経験をしたと個人的に思ったことをこの記事ではまとめたいと思います。実はこれ絶対書きたかったもので。それくらい私の中で大事な出来事なんだなあって思うので。

 

今からちょうど1年前くらいからかな。私はアイドルオタクホス狂い(ざっくりいうとホストクラブでお金使う人)に片足突っ込んでました。ホス狂いっていうと,一度に100万とかつかう人たちのことを指すと聞いたことがあります。私はそこまでは使ってないです(累計しても20万超えてない)が,それでも自分の中では考えられないくらい大金だと思っているので,自分をホス狂いだと思っています。ファッションメンヘラみたいな感じ。ちなみにアイドルオタクはホストにはまりやすいそうです。ですよねー知ってた。

 

きっかけは,私がもともと社会経験で行ってみたかったこと。実はアニメとかでよくホストのキャラとか,ホストを扱った作品とかを見ていたので,夜の世界って実際どんな感じなんだろう?っていう興味がありました。ちなみに男性の免疫はほぼありませんでした。そんな中で行けた自分はやっぱり好きへの気持ちが強かったんだあ。

 

本格的にハマるより少し前に,一度友達をつれてついに地元のホスト街に行きました。行く前にキャッチにつかまったりして,その時点でとても怖い思いをしたのを覚えています。勇気を出して入ったお店で,薄暗い店内の中ノンアルで(ノンアル!)で,緊張でがちがちの中生きて帰ってきた時の「ああ・・・こんな感じなのかあ・・・無理やあ・・・無理じゃないけどなんか・・・もういいや・・・」感は忘れられないですね。もっと楽しいと思ってたんですよ!シャンパンタワー!シャンパンコールのイメージしかなかったから。(笑)でもそれもなく,普通にお話して帰ってきた。なるほど,街コンかよ。

 

ちなみにホストクラブは,そのお店に初めて行くときは初回料金(地元は0~3000円)で飲めます。時間制限の中でお店の人たちがかわるがわる来てお話して,最後に送り指名(その日一番気に入った人。not担当)を選んで連絡先を交換(任意)する形です。もっとも,その日に飲み直しという形で担当を決めてしまえば10000円とか吹っ飛びますが,基本は初回料金以上お金を払うということはありません。ここも正直めっちゃビビりました。「え・・・?ほんとに・・・?ぼったくりやない・・・?後から請求とか来ない・・・?」みたいな感じで,めちゃビビってました。なんかも何回も確認して,お店に入ってすぐにお会計しました(ふつうは帰るときに会計します)。

 

そんなこんなで,栄えあるホスト処女を脱却し(?),ある日その経験を別の友人にした際,話の流れでまた行くことになったわけです。ここから私のホス狂い人生は始まったと思います。それがちょうど1年前のGWだったと思います。

 

みんなでサイゼで集合して,お店がいっぱい乗ってる専用のサイトを見ながら,初回料金を利用して,いろいろなお店に行っていました。いわゆる「初回荒らし」というやつです。これはお店側の人にとってはその後の金にならないので迷惑な奴です。ひどい時週1で言っていた気がします。いや,週2もあったな。でもいくら安いといっても,塵も積もれば山となるので,あとから考えたらすごく無駄な金でもあります(言い方がひどい)。

ラストまでいてタクシーで帰る日々だったり,ファミレスで始発を待ったり。今では考えられないことをやってのけてました。その頃の自分にシビれもしませんし憧れもありません。

 

そんな中で,私は2人の,いわゆる「担当」と呼ばれる人と出会うことになりました。1人はもういなくなってしまったみたいですが,もう1人は今でもホストを続けていて,店の中での地位もそれなりに高いそうです。前者は私の初めての担当さんでした。年下のかわいい感じで,多分根はいい子なんだろうなあって思いながら関わっていました。なんか新鮮な感じがして,「こんなおばさんに付き合ってくれてありがとねえ」なんて,なんだろう,SEVENTEENのマンネライン見ている感じでいました。といっても,初指名した後にいなくなってしまったので,あまり関わることはなかったといえばなかったのですが。

いい経験をさせてくれたのは後者の人です。この人に会わなかったら,私はたぶん生きる意味を失ったまま,生きるしかばねのままでいた気がします。

 

その担当さんに関しては長くなりそうなので,またそれは別の記事で。

 

オタクの私がホストに冷めた原因について整理してみるの巻。その2

前回までのあらすじを知らない方は,こちらから読んでもらえるとわかりやすいかなあと思います。

 

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今回は,次の1つについて理解を深めてみようと思います。

 

・金の無駄だと思った

これはもう誰にでもあることだと思う。いやだって正直1万だよ?1万で何ができるって,少しお高めの洋服買ったり,友達と何回もご飯行ったり,ネイル行ったり,ちょっとした遠出もできちゃう。何よりコンサートチケット1枚買えるほどの値段ですよ!?私はクイックという制度(90分1万円飲み放題)を使っていたので,多少通常でお店に行くよりは安く済んでいますが,コンサートは3時間でこの値段。何より,ホストは座っただけで1万超えるんですよ・・・法外じゃないかい・・・?

じゃあシャンパンは?家賃と同じです。生活費が1本の瓶に消えるのを想像したら無理です。絶対に卸さないと決めていたし,そういうのを強要しない担当でよかったなと思います。

 

今までは学生ということもあって親の力を借りていたこともあり,自分でバイトしてためたお金の中から少しずつ出していましたが,新型コロナウイルスで完全自粛になったとき,私は仕事先も自粛をしていたので,完全に収入がなく,残ったお金でやりくりしていました。社会人になったので,かかるお金も増え,毎月の収入から払わなければいけない年金だったり,税金だったりを払っていると,手元に残るのはごくわずか。その中での1万って本当に重要で。そのことがあったから,「1万をホストに使うの余計もったいないわ」と思って,それがじわじわと大きくなっていった感じかな。

 

といった金銭感覚もそうですが,私はもともと

担当が好きで来ている < ホストクラブの世界を楽しみに来ている

だったので,シャンパンコールの様子を見る,シャンパンタワーをみる,実際に担当さんを作って接客してもらうなど,やりたいことがいっぱいあって,それをやりつくした感がありました。あとは,度重なる担当との喧嘩により,担当のことは推しであるとはいえ,完全に「好き!」ではなくなっていたのもあり,一度1か月ほど行くのをやめた時期があります。その後再度行ったときに,「こんな面白くなかったっけ?」と思い,混乱するにまで至りました。結局その時もいろいろ担当さんにぶつけて,自分が何をしてほしかったか,自分のスタンス(90分を大事に)を伝えたところ,一気に担当の私に対する扱いが雑になってきたこと,現時点で90分すら楽しいと思えないなあと思い,「行かなくていいや」が生まれたことによる部分もあります。

別に雑になる分にはいいんですよ。(夜の世界での)大金を出しているわけでもないので。それよりは,自分の生活や未来を大事にしていきたいなって気持ちが前よりも大きくなったことがあるかなと思います。無駄な投資はやめましょう。マジで後悔も大きくなります。

 

「ホストクラブは行くだけ金の無駄」はある意味本当かもしれません。ある意味というのは,客である私たちの使い方次第だと思っているからです。金額固定の限りある時間に投資するか,担当のために惜しみなくシャンパンを開けたりしてお金を使うか,お金や時間の使い方,楽しみ方は客が決めることです。よっぽどクソな担当さんでない限り,それぞれに合った楽しみ方を提供してくれると思うし,ぜひホストさん側で誰かこれを見ている人がいたら,そのように精進してほしい。

 

とりあえずもう1つはそんな感じです。

オタクの私がホストに冷めた原因について整理してみるの巻。その1

気づいたら社会人になって1か月たってました。早い。

そして1か月たって見えてきたものもある。社会怖い。疲れるけど楽しいこともある。

お金の使い方も大事にしないと。などと思いながら,気軽にお出かけできない状況の中いろいろ楽しみも見つけ始めました。最近は本を図書館で限界冊数まで借りて,ずっとよんでます。そんな私です。

 

そんな中,ある本を読んで今自分の中で思うところがあり,それによって事態が動いたので,こうして書きながら整理していこうと思います。

 

というのも,これはいつか別で記事を出そうと思っているけど,実はつい最近までホストクラブに通っていました。ちょうど1年前くらいから。そして,今ふっとその熱が冷めたんだなあって思って。なんでこうなったんだろうって思ってる感じかな。それを整理したいのと,区切りとして何かに残しておきたかった。あくまで個人の主観なので,「哀れなり」と思う人がいてもそれはそれで・・・だと思っているし,個人的にもその感情がないわけではないので,大丈夫。

 

多分上がってる理由としては

 

・推し方が合わなかった

・金の無駄だと思った

・「推し」がこっち(私の位置)まで下がってきてしまった感覚を覚えたことに萎えた

 

くらいかなあと思っています。

 

初めに,このことを今までほとんど話さなかったのは,通っていたという事実を話すタイミングがなかったとか,話したくなかったとか,嘘をつきたかったからとかではなく。自分自身の中で消化できていないところがあって,ちゃんとまとまったら話そうと思っていたから。なので,また別で記事を出します。友人たちも,心配かけたし,言ってなかった人もいて,いままで本当にごめん。ちなみにホストクラブ,私はなるべくなら行かないほうがいいと思うし,友人には全力で行くのを止めたい。あそこはどんなに強い人でも自分の精神を崩壊させる危険があると思うから(こんなこというと各方面から苦情きそうだけど)。

 

きっかけは,大学院の修士論文のネタ探しでした。それだけです。「人がなぜホストクラブにはまるのか」それを知りたくて一度行ったのをきっかけに,お店の初回(3000円ぽっきりとかで飲める)をまわり,ある店で今の担当さんに落ち着きました。冷めた理由を語る前に,担当さんがどんな人かについて簡単?に。

 

その人は,周りの人とはちがって,「売れたい,出世したい」という欲を全面に出した人で,それを成し遂げてしまう人でした。初対面で「この人面白い人だなあ。」と思ったことを覚えています。いろいろあった上で指名して,そこからはほぼ月一1万円,90分の頻度(ほとんどお金を使わない)で通っていました。「1万は高い」と本人が言ったうえで,「無理しなくていい。あなたにとって月1の1万が限界なんでしょ,それでもつかってくれるから感謝してるよ。」と,それ以上使わせることはありませんでした。色恋という色恋はなかったけど,「夜の街は危ないから」と,保護者的な目線も入れながら大事にされていたなあと今では思うし,客をつかむ手段だとは言え,私のやりたいこと(カウンセラーとして)を受け入れてくれて,将来のことも考えてくれる(ビジネス的にどうすれば儲かるか),いろんな意味で面白い人でした。あとから知ったんだけど,全部「育て」って言って「のちに金使わせる伏線」だったんだな。それほど使わなくてごめんな!(大の字)

 

「10年後,20年後に,俺を指名しといてよかったなって言われる人になりたい」と彼は言いました。ずっと上を向いていて,病んでもすぐ立ち直って,売れるために頭使ってどんどんNO.を上げていって,お店の幹部にまで上り詰める彼を,なにより私は「ホスト界の推し」として尊敬していました。自分の周りの人たち(店の人や客)を大事にしているのが伝わってきた(表面は)し,それくらい自分の仕事が誇りなんだなあと感心していました。主にその人のブログ,TwitterInstagramは見てました。やってることほぼアイドルオタクと変わんねえ。

 

私はお金を出さない(世間では1回で2,3万くらいが普通なのかな?)ので,当然彼が席に着く時間はほとんどありません。でもそれはそれで仕方のないことだと思っていたし,だからといって出せる金もない。そして,どちらかといえば「ホストクラブの世界観」を楽しみたかった私にとって,担当さんが席にいるかどうかはあまり重要なことではありませんでした。それよりも90分どう楽しむか,そればっかり考えていたので・・・(笑)おかげで最初のほうは「俺のこと嫌いなの?」といわれたりしていました。その頃がもしかしたら一番楽しかったかもしれないですね。

 

といったところで,本題へ。

 

・推し方が合わなかった

ホストは永久指名制です。要は担当は仮の恋人みたいな感じです。でも,私は推しができても結局箱推しになっていくことが染みついてしまっているので,「○○くん(他のホストさん)好き・・・」となることも多く,そのたびに「担当替えたいの?」と喧嘩になることがありました。つまり,「最推しがいて次推しがいてっていう状況がほぼ受け入れられない(例外あり)」ことが,当たり前の世界ではありますが私には受け入れられず。担当さんとも幾度の喧嘩の中でさんざん伝えてはきましたが,そこはやっぱり伝わらない部分もあったのでしょう。担当も担当です。変える気はないといっているのに,何度も「変えたいの?」と聞いてくるのはだるい。世界に溶け込めなかった私も私ですが,私の推し方には合わないなと思っていました・・・。喧嘩,マジでめんどくさかったです。「なんで私がこんなに弁明せんといかんのや」と思いながら,ごめんねえを繰り返していました。

 

残りについては長くなりそうなので,また別記事で書きます。

 

近況と,これから。

前回の投稿がまさかの年明けすぐだったことを思い出して今書いています。さすが3日坊主(やめなさい)。

 

本当は去る3月3日に「スンチョルさん復帰おめでとう!!!」ってやりたかったんだけどなあ。新生活への準備が忙しかったから投稿できなかったことにしとこう。そうしよう。VLIVEはリアタイしました。思わず涙出ました。本当にお帰り。君のあいさつが聞けるだけで,私は幸せです。

 

大学院を卒業して,新生活だーやったあと思っていたら,決まってたはずの職がなくなり,縁あって入職したところも今このご時世で自粛。完全にニートみたいな生活を送っています。

 

そんな中ですが25の誕生日も迎えました。これがざっくりとした近況です。ゴセはスンチョルさんが出ている回は見ていますが,睡眠妨害以降まともに見てないな。ちななみに誕生日にもVLIVEをしてくれたスンチョルさん,あんたどんだけ縁が深いのよ。(推しへの愛が爆発するオタク)

 

※実はスンチョルさんの誕生日,私の大好きなおじいちゃんの命日でもあり。いろいろあってこの時期になると少し気分が落ち込むんだけど,セブチに出会って,スンチョルさんに出会って,少し緩和された気がします。それでもやっぱりおじいちゃんに会いたいなあ。

 

自粛期間ということと,25歳を迎えたということもあって,四半世紀振り返ってたんだけど,私勉強とオタ活しかしてないな!?むしろそれ以外の記憶がないんだが!?

この四半世紀で私が学んだことって,勉強はやりすぎてもよくないということと,好きなものには容赦ないんだなっていうことなんじゃないかな。

 

もともと小さいころから勉強が苦ではなかったこと,そして言い方が悪いかもしれないけど,あまり時間をかけなくてもできてしまうことが多かったことで,いつしか周りでよく聞く「遊んでないで勉強しなさい」=私にとっては「勉強ばっかしてないで・・・」ってなるくらいになっていました。そのくせ親は「もっと上を目指せ」みたいなことを言うし。それを真に受けて私もそれなりに期待に応えようとして。家で孤立しないように。オタ活へののめりこみ具合に反するように,私はあまり自分に対しても,周りに対しても興味がなく,オタ活と勉強に逃げていたところがあったなあなんて今でも思う。高校も大学も「知識」を得るのは楽しかったけど,テストの点がよかったり,成績が良かったかって言われるとそうでもないし。おかげで学校でも人間関係でつまづき,社会に出た今も人間関係や社会人として躓きを日々感じています。全部宙ぶらりんの状態。自己肯定感なんてない。「私には勉強をとったらなにもなくなってしまう」のが怖くて,大学4年のときも就活をせず,半ば惰性で大学院へ行ったこと。父親からは「お前は大学院まで行くと思った」って言われたけど,私はむしろ想像してませんでした。今思えば完全に変なプライドでした。うそです知識得たいっていうのはありました。オタ活も,自分なりに加減してやってたつもりだけど,やっぱり好きなものは好きだから。まさかDK(ドギョム:SEVENTEEN)のミュージカルを見に韓国に飛ぶ日が来るなんて思わなかった。あれはいい思い出。その気になれば人間出来るんだなって思った。

そんなことをしていたから,今社会人1年目でつまづきを感じて,4月はそれですごく悩んで。25なのに!大学院まで出たのに結局これか(ニート状態)って。泣いて。すごく苦しくて。「この先自分のやりたいことがないなら自分が生きている意味がない」なんて生きている意味が見出せなくて。消えてしまいたいくらいになって。オタ活も無駄だったように感じてしまって,SEVENTEENも追えなくなりました。多分自分の中で何をすべきかがわかっていなくて,生きるしかばねになっていました。

 

でも,今までの経験が無駄だったのかといわれると,そうでもなかったようにも思う。それは間違いない。し,結局なんだかんだで大学院まで行って,その過程でいろいろ大事な経験をしたから,今自分がどういう生き方をしたいのかとか,バカ真面目に考えることができているし,ここまで落ちたらあとは這い上がるしかない。いろいろなものを自分で背負いすぎていたのかなあなんて考えたり。足りない分はこれから補えばいい。「勉強」じゃない?ほら私勉強は得意分野じゃん?多分。そういう風に応用して,これからの社会生活生きていければいいなあなんて。

 

そうおもったらやりたいこと,今の自分がどうしたいのか見えてきた部分があるので,オタ活も,今までよりは気持ちだけでやっていけるものではなくなるけど,自分の軸をもって,ゆるゆるっとオタ活をしたいなあなんて思うわけです。というかようやくオタ活以外のところに目が向こうとしている。最近は運動?なんか自分の体に目が向いてます。でもみんなすごいね。みんな全部同時並行でできるマルチタスク尊敬するわ。周りに興味がなさ過ぎて躓いてきた人間関係も,自分に足りないところや,自分に負荷をかけて過ごしてた分をおろして,自分は自分で生きていきたいなあなんて思います。

 

という,なんともまとまりのない近況と,25歳の抱負?後でまた書き直したいなあ。